タイトル:維持管理の考え方とガイドライン

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概要

全国住宅産業地域活性化協議会 維持管理の考え方とガイドライン

第3章1981~89年温熱性能【温熱】?概要~1989年の断熱の公庫融資要件化まで一般地では、無断熱の可能性がある。断熱されていても、天井や床に断熱欠損がある可能性が高い。?注意点1980年に初めて省エネ法が施行。旧省エネ基準の断熱性能は、現在の1/2から1/3程度。無断熱の可能性がある。1991年まで、旧公庫仕様に通気層の記載なし。(・断熱材や防湿層、気流止めが適切に施工されていない場合、開放型暖房機器の使用や換気不足により結露が発生しやすくなっている可能性がある。天井裏については、断熱材の施工が均一ではない場合が多いので注意が必要)(例)○木材の乾燥収縮による隙間の発生、間仕切り上部の気流止めがない○天井の防湿層が連続していない○下屋の取り合いの断熱欠損○押し入れの上部や下部の断熱欠損?検査のポイント□断熱材・気流止めの有無、仕様・平面図/矩計図/仕様書・小屋裏・床下から可能な範囲で現況調査55