タイトル:維持管理の考え方とガイドライン

ページ
6/158

このページは 維持管理の考え方とガイドライン の電子ブックに掲載されている6ページ目の概要です。

「このページを開く」か「最初のページを開く」で、ぞれぞれのページが開きます。

概要

全国住宅産業地域活性化協議会 維持管理の考え方とガイドライン

第1章基本的な考え方1)維持管理の概要維持管理は、住まい手が「安全で快適な住まいを長持ちさせ、建物の価値を維持する」為に実施するものであることを、住まい手に理解してもらうことが必要となる。それが結果的に、住まいのライフサイクルコストの軽減につながる事を説明する必要が有る。日常的あるいは定期的に点検を行い、不具合があった場合には、早期に補修、交換、修繕等の適切な対応が必要となる。建物としての住宅の財産価値が、維持管理の程度によって決まり、新築以降の改修やリフォーム工事の可否も維持管理の良否によって左右される場合が多い。全ての点検を事業者が行う必要はなく、日常的な軽微な点検は住まい手と役割分担を行い、専門的な定期点検を事業者が行うなど協力して行う事が大切となる。維持管理では継続的な実施が重要となる。その為にも、維持管理計画書を作り、適正な費用と時期をあらかじめ見積もっておく必要が有る。建物の劣化現象には複数あり、定期的に点検しその結果に対して最も有効かつ経済的と考えられるメンテナンスの方法を選択し、実施することが、最終的に住まい手の信頼を勝ち得る方法となる。【参考:劣化現象の分類】仕上げ材の劣化現象の分類形態的劣化色彩的劣化表面的劣化腐食性劣化変形・ひび割れ・欠け・剥離・損傷・破損など変色・退色・白華・汚れ・シミなど摩耗・変質など腐食・虫害・腐朽など4