タイトル:維持管理の考え方とガイドライン

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概要

全国住宅産業地域活性化協議会 維持管理の考え方とガイドライン

?改善方法□コロニアル葺きや鉄板系葺きの塗装仕上げの劣化□瓦葺きのずれ(2004年まで、石綿含有建材の製造が行われているため、処分方法に注意が必要。)【外装】?概要1サイディング基材の劣化には至っていないと考えられる。築10年以上でチョーキング等の劣化が著しい場合は塗替えを検討する。2モルタル下地までの劣化には至っていないと考えられる。築10年以上で劣化が著しい場合は塗替えを検討する。?注意点築10年超の住宅は、最初のメンテナンスを検討する時期に来ている。(現在も、モルタル外壁の下地に部分補強用の平ラスや19mm未満のステープルを用いている場合が多い。付着力が低く剥落が生じやすい下地の可能性に注意する。)?検査のポイント□下地・仕上材の仕様、経年劣化の程度矩計図/仕様書/聞き取りを基に、可能な範囲で劣化状態を現況調査?改善方法□塗膜の劣化(チョーキングの発生等)□モルタル層の劣化(モルタルにクラックが入っている場合は、構造に起因するクラックかどうかを確認し、構造に起因していない場合は、補修を行う。2004年まで、石綿含有建材の製造が行われているため、処分方法に注意する。)第3章2000年~内部仕上【床】?概要1無垢材系床材素材そのものは、水分等で腐朽していなければ、ワックス等による再仕上する。2合板系床材耐用年数は10~30年とされる。表面が劣化して素材がなくなっている場合は、張替えを行う。そこまで痛んでいない場合は、専門の清掃業者による清掃等である程度回復する。75